愛猫がいつも食事を残すのはなぜ?と気になっていませんか?
残すからといって少なくしても、またちょっと残ったりすると、
「まだ量が多いのか?」とか、「このフードはキライなの?」と
いろいろ詮索してしまいますよね。
食事を残してしまうのには、どの猫にも共通な理由と、
それぞれの猫の個性との両方が考えられます。
出来ればフードは残さず食べて欲しいですよね。
猫が食事を残す理由と、その対処法について
ご紹介したいと思います。
目次
猫が食事を残す理由
食事の仕方は、猫によってそれぞれクセがあるものです。
フードを残すだけでなく、ダラダラ食べる、飽きっぽい、
他の猫の分まで横取りする・・・などなどさまざま。
そうしたクセや食べ方には、その猫の健康状態はもちろん、
本来の習性や性格、覚えた体験などが関係しています。
食べ方のクセにあらわれている猫の気持ちを知って、
愛猫ともっと良い信頼関係を築いてあげて欲しいです^^
例えば、猫が食事を残す理由には、
次のようなことがあります。
猫本来の習性が表れているから
猫は野生ではハンターだったので、
狩りに必要なエネルギーを補給したらまた狩りに出かけ、
足りなくなったらまた補給する・・・という習性があります。
そのため、フードを何回かに分けて
食べようとする傾向が出てくるのですね。
「次のためにおいておこう」という気持ちから
フードを少し残してしまう猫もいるのです。
この場合は、食事が多すぎたとか、キライだったとか、
そういうわけではなく、単に習性なので
あまり気にしなくても大丈夫です。
満腹になったから
猫は犬と違って、お腹がいっぱいになったら、
「もう食事はいらない」と食べなくなる動物です。
狩猟して生活していたので、お腹がいっぱいだと
動きにくくなるからかもしれません。
いつでもすぐ動けるようにしておくために、
自分の満腹具合を調整することができるのですね。
お腹が空いていれば全部食べることもありますし、
空いてなければ残すこともある、ということで、
あまり神経質にならなくても大丈夫でしょう。
少食なタイプの猫だから
健康で元気なのにいつも残しているならば、
もともと食が細いタイプの猫かもしれません。
体重も痩せすぎではないのなら、
少食でも心配はいらないでしょう。
遺伝的に骨格の小さい猫は、
大きな猫に比べて少食なのは当たり前です。
また、高齢になって老猫になればなるほど
食も細くなってきます。
ただ、極端に食が細くなってきたようなら、
注意してあげてください。
フードや環境が変化したから
猫は変化が苦手な動物なので、
複数のフードを混ぜたり、食べる場所を変えるなど、
いつもと違ったことがあると食べない可能性があります。
フードボウルが変わった、などでも警戒して
残す可能性もあります。
何かを変えるときは一度に変えたりしないで、
フードの切り替えが終わったら、食事場所を切り替えるなど、
徐々に変えていくようにしましょう。
食事を残さないようにするには?
猫のフードの食べ方は、猫本来の習性に関係することが多いので、
「いつも少し残す」ということなら、少し量を減らしてみると良いでしょう。
「残そう」としている猫は残すかもしれませんが、
それでも、お腹が空いていたら食べるはずなので、
1回に与える量を減らしてみるのも1つの手です。
フードを残してしまうから・・・と思って、
フードを出しっぱなしにしていませんか?
いつでも食べられると思うと、猫も「後で食べよう」
という気持ちになって残すことが増えてきます。
置きっぱなしにしておくのも2~3時間以内にして、
こまめに片付けてみると、出している間に食べようとして、
1回で全部食べきることも出てくるはずですよ。
猫の食事は、他にもは変わったクセがあるので不思議ですが、
愛猫のクセを知って、健康でストレスのない食生活を用意してあげましょう。
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