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猫のおやつの適正量はどのくらい?人の食べ物は与える量に注意

愛猫がおやつはよく食べるのに、
食事はあまり食べなくて困ってませんか?

毎日、カリカリのフードばかりをあげていると、
愛猫も飽きてしまうのでは?と思っておやつをあげることも多いと思います。

でも、そのおやつの量は多すぎていませんか?

人間からみるとほんの一切れでも、
猫にとっては大量になっているかもしれません。

普段、何気なくあげているおやつの量について
いくつか調べてみたので、あげるときの参考にしてみてください。

目次

猫の一切れは人間の量と比べると大量になって危険!

かつおぶし1袋は大皿山盛りに!

みんながよくあげている「かつおぶし」は実は意外に大量になるんです!

かつおぶしの小袋1つ(3g)だと、
人間に換算すると18gになると言われています。

この量、なんとカレー皿1杯に山盛りくらいの量なんです!(驚)

そんなにかつおぶし食べられないよ~~って感じじゃないですか?

猫にとってはかつおぶしは1つまみ程度でいいんです。

一度に1袋を全部与えていなくても、
数日で1袋をフードにかけている人もいると思います。

これもちょっと余分な味付けでしょうね。

かつおぶしにはリンやマグネシウムなどのミネラルが多いので、
摂りすぎると尿石症になる可能性が高くなります。

そのため、おしっこの病気にかかった猫ちゃんには
あげないようにしてくださいね。

成猫ならひとつまみを、週一回程度が目安です。
(ひとつまみは0.5g程度です)

3本のにぼしは20本に!

私も唯一あげていたおやつは「にぼし」

人間が食べるにぼしは塩分が高いので、
なるべくペット用のにぼしをペットショップで買うのがベストでしょう。

私もペット用のにぼしをあげていました。

これもにぼし3本が人間では20本相当に!

食べられなくはないですが、ちょっと多いですよね。

人間用のにぼしでもダシをとった後のにぼしなら、
乾燥したものよりは塩分はかなり抜けています。

でも、リンやマグネシウムの量は変わらないので、
かつおぶし同様に尿石症のリスクが高まります。

継続的に食べさせると結石ができやすくなることも。

目安は週に1回、3cm程度のにぼしを2本くらいまでが限度でしょう。

塩分が多く、あんまりおすすめなおやつではないので、
あまり習慣化させないで、たまにあげるくらいの頻度にしましょう。

ゆでささみ1本は5本分!

ゆでささみも人気のおやつではないでしょうか?

ゆでたささみは低脂肪で高たんぱくの食材なうえに、
消化されやすいため、タンパク質が必要な猫には良いおやつです。

魚類よりは、健康に良いものの、食べ過ぎるとリンが蓄積されるので、
猫の腎臓の負担になります。

腎臓の病気の治療中や、腎臓に不安がある猫ちゃんには
あげないようにしましょう。

ゆでささみも1本が人間ならば5本分になります。

けっこう量が多くなりますよね。

あげる目安は3cm程度にほぐしたものを、
3~4個、週2回までくらいにしましょう。

量で言えば15gくらいまでです。

あと、猫はもともと肉食動物だからといって、
生肉をあげるのはやめましょう。

雑菌などで下痢をする可能性があるので、
必ずゆでるなど加熱しましょう。

味付けしたり、脂身をあげたりするのも
避けたほうがいいです。

白身魚のお刺身は一切れが7切れ分に!

鯛などの白身魚のお刺身も意外と多くなります。

白身魚は新鮮ならゆでても生でもOKな食べ物です。

ただ、一切れは人間で言えば7切れ分くらいになります。

1回に一切れくらいなら問題ないですが、
あまり頻繁にあげないほうがいいですね。

目安としては成猫ならひと切れを月1回くらいまででしょう。
一切れは10g程度の量です。

カニカマ1本は6本分!

カニカマのような加工品は、
猫にとってあまりおすすめしません。

加工の段階で食品添加物や調味料で味付けされているので、
猫にとっては塩分が多い食べ物です。

かまぼこのような練り物がすきな猫ちゃんもいますが、
与えるなら無添加の魚のすり身などがいいでしょう。

ただ、いずれにしてもなるべく加工品は避けてくださいね。

カニカマも1本が人間でいうと6本分に。

かなりの量になるうえに、体にもあまりよくないので、
欲しがるならば小指の先くらいを月1回くらいあげる程度にしましょう。

同じくしらすなどの加工品に含まれる塩分や糖分も
猫の内臓に負担がかかります。

塩分が多いのでゆでて塩抜きしたほうがより良いです。


 

ちなみにうちの猫たちは、基本的におやつはあげていません。

市販の猫用おやつや、人間の食べ物などは
猫にとって特に必要ではないと聞いたからです。

猫は総合栄養食のドライフード(カリカリ)や、ウェットフード(缶詰)があれば、
十分な栄養が摂れるのですね。

なので、おやつはごくたまにあげるくらいです。

おやつをあげたがるのはやっぱり家族が多いですね。

私も独身の時、自分だけで育てていたときはおやつは、
にぼしくらいしかあげてませんでしたが、
旦那さんはおやつあげたがるんですよね(笑)

両親がおやつをあげたがるケースも多いですよね。
食べてる姿が可愛くみえるみたいで・・・

「自分があげたものを食べてくれてる感」がいいんですかねぇ~。。

私は健康重視なので、猫の健康に悪い影響が出そうなことは、
可哀想に見えたとしてもしたくないんですが・・・。

おやつを一切あげないというのもまた、つまらないとは思うので、
適量を守って、たまの気分転換としてあげてくださいね。

猫のおやつの適正量まとめ

一切れのおやつは、人間なら6倍の量になります。
あげる頻度と量に気を付けて、おやつをあげるようにしましょう!

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