うちの猫は食べるのが遅いな…と思ったことはありませんか?
多頭飼いをしていると、食べるのが早い子、遅い子が出てきます。
一気にかき込むように食べる子や、
食べるのが遅くていつまでも食べている子、
ちょっと食べて別のことをして、また戻って食べる子…など
いろいろいますよね。
特にゆっくり食べる子は、
「え?まだ食べてるの?!」
と思うくらい遅くて心配になることもあるんじゃないでしょうか。
目次
猫がご飯をゆっくり食べる理由
猫はあまり噛まずに食べてしまう習性がありますが、
ドライフードでもしっかり噛んで食べる猫もいますね。
顔を傾けて奥歯でポリポリと丁寧に噛んで食べたり、
ウェットフードも奥歯でかみしめて食べたりすることも。
あるいは、食べ終わってから一旦その場を離れ、
また戻って来て食べ始める猫もいますよね。
フードも半分くらい食べてからどこかへ行って、
仮眠したり、何かをしてからまた残りのフードを食べてみたり。
お腹が空いたと催促してきたときでも、
全部食べずに細切れに食べたり、
だらだら食べたりする猫もいるので不思議です。
多頭飼いしていると、他の猫に取られまいとして
早食いになる傾向もありますが、
それでも遅く食べるのは、性格的なものかもしれません。
猫は元々、狩りをして食事を摂る動物なので、
狩りに必要なエネルギーを補給したら狩りにでかけ、
足りなくなったら補給する習性があります。
そのため、フードを何回かに分けて食べる傾向もあります。
そうした生まれながらの気質や性格が関係して
何回かにわけてダラダラ食べたり、
2回に分けて食べたりする猫もいるようですよ。
ちなみにうちの猫たちも、だらだら食べの傾向があります。
ただ、食べているときは割とガツガツ食べているので、
食べるスピードは早めかもしれません。
一日に何回もフードを食べているので、
胃はもう少し休ませるほうがいいかもです。
フードをゆっくり食べる猫の対策
フードをゆっくり食べる猫の対策
何回かに分けて食べるから…と思って
ずっと出しっぱなしにするのではなく、
食べてしばらくしたら片付けるようにしましょう。
まずは2~3時間で片付けるようにして、
最終的には1時間以内で片付けるのがいいですね。
人間のように、ゆっくりよく噛んで食べることで
満腹感が増し、食べる量が抑えられれば良いですが、
ずっとフードがあると、食べ過ぎることのほうが多いです。
胃もずっと休み無しで消化することになるので、
オシッコの病気のリスクも高まります。
一般的に食後は尿の酸性度がアルカリ性に傾きます。
だらだらと1日に何回も食べる生活をしていると、
尿がアルカリ性に傾きがちになり、
膀胱炎や尿結石の原因になることもあるのです。
適切な量のフードを適切な時間で食べて、
胃を休ませる時間を作ってあげましょう。
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