子猫を飼うことになったらまずどんなものを準備して
どんな環境を整えたらいいか悩みますよね。
猫をケージで飼う場合はケージの中を整えれば良いですが
多くの猫ちゃんは家じゅうを歩き回ることになると思います。
家の中には子猫にとって危険なものがたくさんあります。
人間が予想しない行動をとったり、
なんでも触ったり、口に入れるので、
危険なものを片付けることから始めましょう。
そしてまず、最低限必要なものから準備して行きましょう。
目次
完全室内飼いが理想
本来、猫にとっては、自然豊かで安全な場所と、
室内とを自由に往来することができるのが理想ではありますが、
現在の住宅事情ではなかなか難しいでしょう。
道路に出れば交通事故の可能性が高まりますし、
マンションなどではペット可物件でも、
室外へ出て往来させることは認めていないでしょう。
室外と室内の往来を自由にしている猫は、
いなくなったり、交通事故や喧嘩で怪我をしたり、
伝染病に感染する機会が多くなってしまいます。
また、グルーミングをするので、
農薬による中毒の危険もあります。
「うちの猫にかぎって大丈夫」だと思っている飼い主さんは多いですが、
病院には行方不明の問い合わせは多いのだそうです。
猫の安全のためにも、室外には出さない
完全室内飼いをおすすめします。
猫を飼う時に準備するもの
猫を飼うにあたって最低限必要なものと、
必要に応じて用意するものをご紹介します。
最低限必要なもの
トイレ
トイレは一番に用意するものの一つです。
猫は犬と違って、トイレのしつけは本能で備わっています。
子猫の月齢によりますが、子猫が小さいと、
市販のトイレのふちが高くて登れない可能性もあります。
生後3~4ヶ月ぐらいまでは市販のものでは大きい可能性もあるので、
猫の体格に応じて浅いプラスチック容器などを利用しましょう。
1~2ヶ月ですぐ大きくなりますので、
大きくなったら市販の猫用トイレを購入しましょう。
トイレには猫用のトイレ砂を敷き詰めましょう。
トイレ砂は原材料の違いで様々なタイプがあります。
消臭効果や飛び散り方の程度、処分の仕方や値段など、
物によってばらつきがあります。
どれも長所や短所がありますし、猫の好き嫌いもあります。
取り急ぎは、新聞紙を細かく刻んで使っても良いでしょう。
(消臭効果はないので、かなり臭うと思いますが)
子猫はトイレの中で寝てしまったり、砂を噛んだりしますが、
そのうちしなくなるので気にしなくて大丈夫です。
個人的には「システムトイレ」と呼ばれる、
トイレ砂とペットシートが一体になったセットがおすすめです。
多少コストはかかりますが、衛生面や消臭面で優れています。
食器
子猫の食器は最初は人間用の小皿などで大丈夫です。
成猫用の皿だと、大きすぎて、
中に入って遊んだり、フードをこぼしたりすることがあります。
倒さない程度の高さと重さがある食器を選びましょう。
私は最初のうちは人間用の小皿でしたが、
早いうちからヘルスウォーターシリーズの食器を使い始めました。
「ヘルスウォーターボウル」という水飲み用の皿で、
お水が美味しくなる食器として有名です。
私が猫を飼い始めた時から今でもあるので、
もう10年以上は販売されているロングセラー商品です。
猫は腎臓に関する疾患になりやすいのですが、腎臓病を防ぐためには、
普段からたくさん水を飲む習慣をつけることが大切です。
そのため、水を美味しく感じることができれば、
たくさん水を飲む習慣がつくのでは?と思ってこの器を買いました。
同じシリーズでと「ヘルスウォーターフードボール」と言う、
フード入れも使っています。
爪とぎ
人間の家具やソファーなどに爪とぎをされないためにも、
トイレと同じぐらい、すぐに爪とぎは用意しましょう。
ペットショップに行く、とダンボール製の安いものなどがありますので、
とりあえずそれで大丈夫です。
爪とぎは家の中に何ヶ所もおいて、
そこで爪を研ぐものだと教え込ませましょう。
トイレトレーニングのように、何かに爪を立てそうになったら、
すぐ爪とぎの上に連れて行きます。
私の場合は 、猫が爪とぎの上で乗っている状態で、
私が爪とぎの見本を見せました。
すると猫も「ここで爪を研ぐものだ」ということがなんとなく分かるので
真似して爪を研ぐようになります。
猫が爪を研ぎたそうになったら、爪とぎの上に乗せて見本を見せる…
を繰り返していくと、爪とぎでしか爪を研がなくなっていくでしょう。
あと、猫は、垂直なものにも爪を研ぎたがるはずです。
そのストレスを軽減するためにも、猫タワーはあった方がいいでしょう。
タワーの柱で爪を研ぐことができたおかげか、
私の猫たちは爪とぎとタワー以外では爪を研ぐことは無かったです。
ペット可の賃貸に何箇所も住みましたが、退出のときに、
「猫がいた家とは思えませんね」と言われたこともありましたよ^^
キャリーバッグ
キャリーバッグは、子猫を迎えに行ったり、
動物病院へ連れて行ったりするためにもあった方が便利です。
私の場合は2匹いたので、成猫2匹がが入っても
十分広いサイズのバッグを買いました。
プラスチック製のしっかりした犬用キャリーバックです。
そこそこ大きいので室内や車内のケージ代わりに使えます。
帰省の際に車で3時間、5時間、と乗せていたこともありますが、
大きめのキャリーなら長距離移動の車内でも安心できます。
中の掃除や消毒のしやすい耐久性の良い製品がおすすめです。
私も子猫の時に買ったキャリーバッグを今でも使っています。
あるとよいもの
ベッド
わざわざペットショップで猫のベッドを買わなくても、
小さな箱にバスタオルを入れたもので大丈夫です。
季節によって布を暖かいものにしてあげるなどで、
対応しましょう。
猫は環境の好き嫌いが多いので、
猫用ベッドを買っても好んで寝てくれるとは限りません。
ソファーの上や棚の上、押入れの中など、
布しかしてなくてもそこを好んで寝る場合があります。
私はニトリで、整理用の浅めの籐かごに布を敷いて使っています。
子猫の頃は2匹が一緒に入って寝ていましたが、
今では大きくなったので一つの籠に一匹です 。
その他
爪切りやブラシ、おもちゃや歯磨きなどは、
少しづつ揃えていくと良いでしょう。
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