猫も人間と同じように年をとります。
猫の見た目は1歳を超えると、あまり変わらないように見えますが、
年々少しずつ老化の現象が出てきます。
目次
高齢猫の老化のサイン
高齢猫の見た目の変化
白い毛が目立つようになる
例えば人間で言う白髪。
真っ白な毛の猫は分かりにくいですが、黒猫ちゃんやキジトラなど、
毛の色が濃い猫は、10歳を超えてくると白い毛が目立つようになります。
うちのキジトラは10歳2ヶ月ですが、まだ白い毛は無いようです。
14歳ぐらいまでは、白い毛はあまり目立たないので、気づかないことも多いですが
15歳にもなると白い毛が目立つようになる猫ちゃんが多いようです。
毛艶がなくなってくる
年を取ると毛づくろいする時間が減るので、
毛がパサついたり、毛割れが出始めます。
長毛種なら、毛の量が減ってフサフサだった毛も、
少し控えめになってきます。
毛並みに変化を感じるようになったら、
こまめにブラッシングをしてあげましょう。
肉球は表面が乾いて、ひび割れしやすくなります。
爪や口元に変化が表れる
爪が厚くなり、爪とぎの回数も減ってきます。
口臭が出たり、歯が抜けたりすることも。
歯磨きの習慣がなければ、歯垢の蓄積で歯周病になりやすいです。
高齢猫の行動の変化
動きも穏やかになって、今まで一回でジャンプできていたところも、
慎重に狙いを定めてから飛び乗ろうとしたりします。
10歳までは太りやすいので、ダイエットを気にするかもしれませんが、
それ以降は食欲や筋力が衰えて、痩せることもあります。
ただ、あ少しずつ食欲が減るのは自然ですが、
急に食欲が落ちてきた場合は、病気の可能性もあるので注意しましょう。
聴力や視力も衰え気味になるので、呼んでも聞こえてないように、
反応がないことが増えるでしょう。
徐々に一日中寝ていることが多くなって、
家の中を走り回っていたずらしたり、
遊んで欲しいと要求しなくなってきます。
聴力が衰えて衰えることで不安になって、甘えたがる場合もありますが、
甘えることも少なくなって来たら、猫の老化を実感するときと言えるでしょう。
「昔はあんなに好きだったおもちゃに、最近はあまり反応しなくなった」
「ご飯の時は鳴いて催促していたのに、最近は用意していてもなかなか来ない」
など、いつのまにか少しずつ変化を感じる時が出てきます。
そういう変化を感じ始めたら、特に気をつけてみてげるようにしましょう。
猫の気持ちを察して積極的に気にかけよう
要求や催促が減ったからといって、
愛猫が何も望んでないわけではありません。
以前ほど主張しなくなっただけで、猫も構ってもらえると嬉しいものです。
寝ている時間が多くなったからといって、日々の忙しさに紛れてほったらかし
にするのではなく、今まで通り、愛猫の様子を見ながらスキンシップを心がけましょう。
ずっと寝ていたとしても、声をかけたり撫でてあげるなど、
猫の気持ちを察してスキンシップを行っていきましょう^^
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