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10歳以上の高齢猫がお水を飲まない 老猫はウェット食も検討

10歳 猫 水

最近お水を飲む量が減ってきたな・・
と感じることはありませんか。

10歳以上の高齢猫になると、
お水を飲む量が少なくなることがあります。

そもそも猫の先祖は、砂漠に暮らしていたので、
あまり水分を取らなくても大丈夫なように進化した動物です。

そのせいか、水を飲みやすい環境にしてあげないと、
あまり水を飲まない習慣がついてしまいます。

特に10歳以上の高齢になってくると、
慢性腎臓病を発症しがちです。

こうした腎臓病のを予防するためには、
できるだけ水を飲ませるように工夫しましょう。

とはいえ、お水を飲ませたくても
無理矢理飲ませるわけにはいきません。

できるだけ猫が飲みたくなる、おいしい水を用意して、
いつでも水を飲める環境を作りましょう。

目次

水の器や場所を工夫する

例えば、流れる蛇口から落ちる水や、トイレの手洗いの水など、
流れる水が大好きな猫ちゃんも多いですよね。

そんな猫ちゃんには、ファウンテンタイプの
自動給水器も良いかもしれません。

水はいつもフードを食べさせる所に置くだけでなく、
よく寝ている場所や、一軒家なら各階に置くなど、
猫が行く場所には水を置くようにすると良いでしょう。

水の場所が遠いと、猫は「飲みに行くのが面倒くさい」
と感じがちです(苦笑)

ですが、普段の通り道に水があれば、
通りすがりに飲みやすいので飲んでくれるようになります。

また水の器にも工夫すると、飲んでくれるようになるかもしれません。

一般的に猫が好む容器の材質は、
一番は陶器、その次にガラス、プラスチック、ステンレスの順に続きます。

できれば陶器で飲みやすい形の水入れにすると良いでしょう。

また猫は、冷たいお水よりは生ぬるい水が好きです。

特に冬場は水温が低くなるので、少しお湯を足して、
ぬるい水にしてからあげると飲みやすくなります。

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ウェットフードに切り替えるのもおすすめ

水の場所や器などを対応しても、あまり飲んでくれない時は、
フード自体に水分を追加してあげるのもいいです。

例えば
スープの多いウェットフードにする
ウェットフードにお湯を加える
ドライフードお湯でふやかす

などの方法も有効です。

ただしフードを水増しした状態になるので、
一日の食事の必要量が取れているかは、
確認しながら与えるようにしましょう。

一方、今までよりも水を飲む量が増えた場合は、
糖尿病や慢性腎臓病の可能性もあるので要注意です。

猫はそもそも腎臓を悪くしやすい動物です。

実際、15歳以上の猫の3頭に1頭は、
慢性腎臓病を患っている可能性が高いと言われています 。

猫の健康のためには、お水を飲むことは非常に大切なので、
普段から気をつけてあげてくださいね。

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