猫のオシッコに血が混じったり、オシッコが出なかったり、
トイレに何度も行くなどの変化を感じていませんか?
そうしたトイレに関する異常は、膀胱炎の可能性があります。
実は冬は膀胱炎になりやすい季節でもあります。
冬の寒さや冷え、飲むお水が減ることなどが、
猫の体にストレスとなって、
体の免疫力が低下してしまいます。
それがきっかけで膀胱炎になる猫は多いんです。
免疫力が低下していると、猫の肛門付近にいつもいる大腸菌や
ブドウ球菌などの細菌が、尿道や膀胱に侵入しやすくなります。
そうして侵入した細菌によって、
膀胱炎が引き起こされてしまうのです。
そうならないためにも、動きたがらない猫は、
積極的に起こして、かまって遊んであげるようにしましょう。
目次
こんなオシッコの変化に要注意
オシッコに血が混じる
トイレ砂を見ると尿がピンクだったりして、
血尿が出ることがあります。
トイレに何度も行く
1日のオシッコの回数が倍になったり、
必要以上にトイレに行くようになったら要注意です。
トイレに行ってもオシッコが出ない
何度もトイレに行っているのに、
オシッコがでていないのも異常です。
もし、全く出ていないようだと、長時間続くと
命にかかわることもあります。
尿路閉塞になって数時間も放置すると危険なので、
おかしいと思ったら病院へ連れていきましょう。
トイレでニャーニャーと鳴く
トイレを行ったり来たりして、落ち着かず、
トイレでは困ったような声で鳴いているのも病気のサインです。
トイレにいる時間がいつもより長い
トイレで長居しているわりに、オシッコの量が少ないとか
出ていないようなら要注意です。
食欲がない、動かない、熱っぽい
食欲が無かったり、水を飲まなかったり、
部屋のすみでじっとしていたり、体が熱っぽい、
等というときも病気のサインかもしれません。
このような変化があったら、病院に連れていきましょう。
膀胱炎になりやすいのはどんな猫?
オスとメスとで大きな差はありませんが、
若干、オスのほうがトイレに何度も行ったりすることが多く、
症状に気づきやすいです。
また、膀胱炎は尿道の内側が腫れたり、
炎症を引き起こす細菌などが増えて尿が出にくくなります。
特にオスの尿道は長く、陰部に向かって細くなっているため、
尿が出にくくなりやすいのです。
オスのほうが症状が重くなりやすいので、
オシッコ自体や、するときの様子に変化があれば、
早めに動物病院に連れていきましょう。
初めて膀胱炎になる猫は、
0歳~2歳の猫が多いのも特徴。
膀胱炎には尿石症が要因になるタイプと、
細菌感染を起こして起こる膀胱炎の2つがあります。
そのほか、膀胱内の腫瘍や糖尿病や腎臓の病気が
引き金になることもあります。
尿石症が要因になる膀胱炎は、
若い時期になるケースが多いです。
体質的に尿石症になりやすい猫は、
若い時期に尿石症を発症するからということのようです。
歳をとってきたら、細菌性の膀胱炎に注意しましょう。
免疫力の低下とともに、細菌性の膀胱炎の割合が増えてきます。
性格もストレスを感じやすい猫がなりやすい傾向が。
留守中はオシッコをしないという猫もいますが、
そういう神経質で怖がりな猫は注意しておきましょう。
尿石症を併発した場合
尿石症とはオシッコにできた結晶や結石が
膀胱や尿道に溜まってしまう病気。
結晶や結石によって膀胱や尿道が傷つけられると
膀胱炎を発症してしまうのです。
猫の中には尿石症になりやすい体質の猫もいるので、
そうした猫は尿石症のたびに膀胱炎になることもあります。
膀胱炎の治療方法
病院で処方してもらえるのは、薬で炎症を抑える治療です。
病院ではまず尿検査を行って、
病気の状況をチェックします。
場合によって、膀胱炎だけのときと、
尿石症も併発しているときの2種類があります。
膀胱炎のみの場合
薬で細菌と炎症を抑えるのが一般的です。
尿道や膀胱内の細菌を抑えたり、予防したりする抗生物質と、
炎症を抑える消炎剤が出されます。
まずは1週間分のお薬を処方されることが多いでしょう。
1週間後に再度尿検査をして、まだ膀胱炎の反応があれば
引き続き、薬を服用します。
ですが、飲み始めて3~4日しても症状が改善されないようなら、
薬を替えたり入院する場合もあります。
尿石症が見つかった場合
膀胱炎は薬で治療を行い、
尿石症の治療は処方食を処方されます。
尿石症は再発しやすく、膀胱炎の引き金になることがあります。
猫の体質や食事の内容、お水の飲む量などが
尿石症の発症にかかわっていると言われているので、
処方食はしばらく続けるようにしましょう
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