にゃんらいふ~シニア猫の飼い方  多頭飼いを安全で健康に暮らすコツ

プロフィール

うちの猫娘たちと出会ったのは、
2007年9月の雨が降る昼下がりのことでした。

外出しようとマンションの下の駐車場へ行くと、
私たちの車の下で2匹の子猫が。

どこからかやってきたのか、
車の下で2匹がよちよち歩いていました。

1匹は茶色のトラ猫、もう1匹は黒いトラ猫(キジトラ)で、
片手に乗るほどのとっても小さな子猫でした。

普段なら野良猫に興味も同情もわかない私でしたが、
この時はなぜか「保護して何か食べさせてあげよう」と思ったんですね。

確かどこかへ行く予定だったはずですが、
急きょ猫たちを保護して何か食べさせることに。

部屋に連れて行って体を拭いてあげたあと、
牛乳を人肌くらいにレンジで温めて2匹に飲ませてあげました。

見たところ、まだ生後間もないような小さな子猫です。

「こんなに子猫だと、固形物は食べられるのかな?」と
思ったのでミルクしか飲めそうにないなと思いました。

そもそも、犬は飼ったことがあるけど、
猫は完全に未知の世界…

何を食べさせればよいのかもよくわからないまま、
ミルクをひたすら上げていました。

ただ、外を歩き回っていた野良猫だから、
何か病気とか怪我がないかが気になったので、
病院に連れていくことにしました。

病院で見てもらったら、
2匹はおそらく兄弟で、生後2か月くらいだろうとのこと。

おそらくお腹の中に回虫がいるということで、
虫くだしの薬と目薬をもらいました。

茶トラ猫のほうが当時から目やにが多くて涙目気味だったので、
念のためにということで病院の先生が目薬を処方してくれたのです。

そんな2匹でしたが、拾って数日はわからないことだらけで四苦八苦。

当時、私の家ではケージでウサギを飼っていたので、
ウサギに手を出さないようにさせるのに苦労しました。

ウサギのほうは8歳(うさぎでは高齢)のおばあちゃんうさぎなので、
子猫のキャッキャしたノリについていけません。

猫のほうはウサギのケージのすき間から片手を突っ込んで、
中のウサギが動くことが楽しみで仕方ないといった様子です。

この調子ではウサギがストレスで体調を崩しそうだったので、
ケージを二重にしてさらに猫との距離を取ることでとりあえず解決しました。

実は最初は友人たちに里親を探してもらっていました。

ウサギは飼えても猫はムリだわ~と思っていたので・・・。

でも数日飼ったら、飼えるような気がしてきて、
手放せない気がしてきて、結局2匹とも飼うことに。

実は2匹とも引き取り先が決まっていたのですが、
丁寧にお断りしました。

そんな突然な出会いでしたが、
意外にも2匹を飼うことに不思議と抵抗はなかったです。