猫用シャンプーと犬用シャンプーの違いは?犬用を猫に使わない
ペットショップには、猫用シャンプーと犬用シャンプーとがありますが、
どんな違いがあるのでしょうか?
「今まで犬しか飼ってなくて、犬用シャンプーしかないけど、
猫を犬用シャンプーで洗ってもいいのかな?」
と思うことってありませんか?
猫用シャンプーも犬用シャンプーもどちらも動物用ですが、
それぞれの皮膚の違いで、成分は違っています。
特に猫用シャンプーを犬に使うのは差し支えなくても、
犬用シャンプーは猫に使わないほうがいいでしょう。
目次
犬用シャンプーは猫に使わないで
猫の皮膚は弱酸性ですが、犬はかなりアルカリ性です。
猫の皮膚のほうが人間に近いphですね。
なので、犬用は猫には刺激が強いかもしれません。
また猫は体臭がほとんどありませんが、犬は強い体臭があります。
犬用シャンプーはその体臭を消すために、
香料が強く入っていることが多いです。
洗って数日すれば消えるのですが、
洗ってすぐは良い香りがしますし、犬もその香りを気にしていません。
一方、猫はそんな香料がつくのが大嫌いです。
自分のカラダに香りがついたのが嫌で、
ずっと舐めてニオイを取ろうとしてしまします。
また、犬用シャンプーは香料だけでなく、
ハーブや精油が使われていることもあります。
そういう成分も猫には不快に感じるのです。
犬猫兼用シャンプーならOK
シャンプーの中には、犬猫用として売られているものもあります。
犬猫用として売られているシャンプーは、
どちらにも使えるように、マイルドに作られていることが多いです。
そのため、「犬猫用シャンプー」ならば、猫用シャンプーと同じように
気がねなく利用できるでしょう。
私がたまたま使っていた「オーツシャンプー」は、
天然成分でできているので低刺激なシャンプーです。
人間にも使えますし、2週間に1回でも猫に使えるので、
低刺激なものを求めるならオーツシャンプーがいいですね。
汚れを落とすよりも、皮膚と毛の状態を整えることを
メインとして作られています。
猫は頻繁にシャンプーする必要がないのもあって、
汚れを落とすことに力を入れる必要が無いと言うことのようです。
猫用シャンプーでもノミ取りシャンプーはイマイチ
逆に猫用シャンプーでも、ノミ取りシャンプーは
獣医師さんもおすすめしないことが多いです。
そもそも、ノミ取りシャンプーにノミを取る効果は
あまりないのが現状。
一時的にノミが仮死状態になっているだけで
一晩したら動きだしたり、さなぎや卵が孵化すれば同じこと。
ノミを取るなら、フロントラインなどを使うか、
獣医師さんの指示に従って駆除するほうが確実です。
しかも、ノミ取りシャンプーによく含まれている
「アレスリン」などの成分は殺虫剤に使われている成分。
発がん性もあるので、あまり体に良いものとは言えませんね・・・。
猫は体をなめますから、余計、口に入るものは気になります。
シャンプーするなら、ノミ取りシャンプーではないものがおすすめです。
管理人のまとめ
このように、猫用シャンプーと犬用シャンプーは
多少違いがあります。
犬も猫用シャンプーでは物足りないでしょうし、
猫にとっては香りがキツかったり、肌に合わない可能性もあるので、
猫用シャンプーか、低刺激な犬猫共用のシャンプーを選ぶと良いでしょう。