1歳までの子猫の育て方 生後12か月までにすべきこととは?
猫の一生から見て、「子猫」の期間はたった半年ほど。
小さくて可愛くてあとけない猫の姿を見られるのは、
6~7か月目くらいまでです。
8か月目から12か月目ごろにはすっかり体つきも大きくなって、
1年で成猫になります。
この時期に愛猫の写真をたくさん撮ってあげてくださいね^^
私も猫を飼っている先輩から、
「今の時期が一番可愛い時だから、たくさん写真撮っておくといいよ」
とアドバイスをもらったものです^^
おかげで動画や写真をたくさん撮っておけたので良かったです^^
生まれてから1歳になるまでは、
猫の体と心が大きく変化する時期です。
それぞれの成長時期に合わせたお世話をしてあげましょう^^
目次
生まれてから2週間
生まれたときは体重も90~110g程度で生まれます。
1日に10~20gづつ増えて、1週間で体重は150~200gになります。
2週間もすると哺乳瓶でミルクを与えているようなら、
上手にミルクが飲めるようになるでしょう。
1週間くらいすると目は開きますが、
まだあんまり良く見えていません。
約9日ほどで耳が開いて、
14日~21日で歩き始めます。
この時期は定期的に体重を測って、
体重が増えているかどうかを確認します。
体重が増えないときは、獣医に相談しましょう。
このころはミルクと離乳食を併用します。
生後1か月~2か月
1か月で体重が400g~500gになります。
私の2匹の猫たちも、保護したときは、
400gと450gだったので、ちょうど生後1~2か月頃でした。
このころから、器でミルクを飲めるようになります。
ミルクは水に、離乳食を子猫用フードに
切り替えていきます。
1か月半ごろから食事の形成期に入ります。
野性ならば母親が狩りを教えて、
母乳以外の食べ物を認識するようになります。
上下の歯や犬歯などの乳歯が生えてきます。
生後2か月頃に、
初回のワクチン接種を行いましょう。
この時期はおもちゃでたくさん遊ばせて、
スキンシップをたくさんとるようにしましょう。
たくさん遊んでスキンシップをとった子猫は
人が好きな猫になって人になつきます。
生後3か月
3か月で体重は1~1.5kgまで増えます。
4か月で体重が2kgあれば平均的な成長です。
3か月頃で2回目のワクチン接種、
4か月頃で3回目のワクチン接種が理想的です。
ちなみに我が家は2か月目で初回のワクチン接種を行ったあとは、
1年後に2回目を行いました。
このころ、乳歯から永久歯に生え変わります。
体重が2kgを超えたら、半年を待たずに
去勢や避妊手術が可能です。
どのタイミングで行うのが良いかは、
獣医さんと相談して決めましょう。
生後6か月
オスはスプレー行動(おしっこをかける)
メスも発情行動(ニャーニャー鳴く)が始まります。
成長が早ければメスは妊娠も可能になって、
顔つきや表情も子猫から成猫に近づいてきます。
8か月もすると体重は3~3.5kgまで増えます。
生後半年~1歳までの間に、
避妊・去勢手術をするのが望ましいです。
特に発情やスプレー行動が始まる前に手術を行うほうが
成猫になってから名残で行うことが無くなります。
とはいえ、発情後でもかまわないので、
早めに行っておくほうが良いでしょう。
歯が乳歯から永久歯に変わっているかを
チェックしておきましょう。
生後12か月(1歳)
成長はほぼ止まります。
メインクーンなどの大型猫は3歳くらいまでは成長が続きますが、
一般的な猫は1歳で成猫になります。
体重は標準体重で3~5.5kgくらいになります。
この1年目ごろの体重が、以後の体重の目安となります。
この時期の体重をこの先もキープしていきましょう。
1歳4か月頃に、4回目のワクチン接種を行いましょう。
1歳を過ぎても、一緒に遊んだり
スキンシップをとってあげることが大切です。
生後0か月から1年目までの成長まとめ
猫が1歳になる頃には、人間で言えば
18~20歳くらいに相当します。
特に生後3か月、6か月くらいまでは、
数週間単位でめまぐるしく成長します。
私は食事も1日4~5回くらいに分けて
こまめに上げていました。
1日4~5回を2匹の猫が食べるのですが、
同じタイミングで食べてくれなくて、
1匹食べてしばらくしたらもう1匹が食べる・・・みたいな。
実質倍の回数あげていたので、
いつも猫にご飯あげている気分でした(苦笑)
1年目までは私も意識して、
朝30分、午後から30分、しっかり時間を取って
猫たちと遊んでいました。
家じゅうを自分も走り回って猫じゃらしを追っかけさせたり、
ネズミのおもちゃや転がる玉を転がしては取って来させたり。
とにかく体を動かして、走らせる動きをさせていました。
おかげで猫たちも遊びが好きで、
リアクションの良い猫になったと思います。
10年超えても病気知らずで元気ですし、
子猫の頃の運動で骨も強くなったのかもしれません。
避妊・去勢手術までは、子猫用のフードでしっかり栄養を与え、
手術後は「インドア用」や「去勢・手術後の猫用」などの
カロリーコントロールされたフードに切り替えていきましょう。
うちの猫たちも、手術前までは痩せていたのに、
手術後からあっという間にぽっちゃり猫になりました(泣)
フードも切り替えて、量も減らしていたにもかかわらず、
ホルモンバランスの関係で太るのですね。
皆さんも愛猫の体重管理にはお気を付けくださいね!